生きるを撮る

韓国旅行のスナップから

魚屋のアジュマ
魚屋のアジュマ
Leica M6 + SUMMICRON 35mm F2.0 2nd f/8.0 1/15sec. Kodak T-MAX400
 Twitter で #teamfilm タグで知り合い最近相互にフォローした写真家の @Kazy203 さん。プロフィールには『弱者の立場で世を見ます。「生きる」を撮る。いつも作家でいたい』と。素敵な言葉だと思う。

辛子屋のアジュマと
辛子屋のアジュマとアジョッシ
Leica M6 + SUMMICRON 35mm F2.0 2nd f/8.0 1/15sec. Kodak T-MAX400
 その「生を撮る」とは偶然でかつ技量的には全く及ばないけれど僕が写真を撮るテーマでもある。僕がM型ライカや小型軽量のペンタックスフィルムカメラに拘って使い続けようとするのは両者とも写される人(敢えて被写体とは言いたくないんだな)に威圧感を与えないというのも大きい。

八百屋のアジュマ
Leica M6 + SUMMICRON 35mm F2.0 2nd f/8.0 1/250sec. Kodak T-MAX400
 そして狙いを定めた人のとの距離を予め合わせ広角で、すうっと寄ってサッと撮る。これに尽きる。ま、こう言うほど簡単ではないのだが…「生きる」執着と言われようと煩悩と蔑まれようと理屈でも論理でも思想でもなく、只ひたすらの素敵な営みだと思う。