甘塩鱈のガレット

甘塩鱈のガレット
EP-1 + M.Zuiko D 17mm F2.8 SCN マクロ
 フランスにブランダードという干鱈と馬鈴薯を使った郷土料理がある。戻して解した干鱈の身とつぶした馬鈴薯を合わせてオーブンで焼いたシンプルな料理だが赤ワインでも行けるコクと素朴が同居したような料理だ。ひさしぶりに食べてみたいなと思って甘塩だらを買いながら簡単に再現出来ないか考えてみた。

 そこでも思いついたのがハッシュポテトとチジミの粉である。チジミの粉の成分はジャガイモだしハッシュポテトもジャガイモのチップの寄せ集めだ。そこで甘塩タラの皮を剥き余分な骨を探り出して除去して包丁でたたいて微塵にし、そこへ解凍して解したハッシュポテトを入れて良く混ぜわせ最後にパセリの微塵とチジミの粉、水を入れて良く混ぜ合わせる。このネタをオリーブオイルを熱したフライパンでパンケーキ状に広げて両面をじっくりクリスピー焼く。フランス風にいえばアラ・クロッカンてな感じに。

 焼けたら皿に盛りヴィネグレットであえたセロリの若葉を飾り、トマトソースで食する。美味い!

【材料】写真のもの2枚分 甘塩タラ切り身3枚 ハッシュブラウンポテト3枚 パセリ微塵少々 チジミの粉100g 水150cc