一眼レフで接写する

缶バッジ・一眼レフで接写する I
缶バッジ・一眼レフで接写する I
 K-x + smc PENTAX-FA 35mm f/2.0 + UNIPLUS 25
 スタジオのスタッフ東の制作の缶バッジと携帯クリーナー。コンデジiPhoneで撮影したものはいろいろアップしてきましたが一応うちは写真スタジオだからね。一眼レフならではの被写界深度の浅さと標準レンズ以上の焦点距離に接写リング・UMIPULS チューブを雲合わせることでディストーション(周辺歪曲)がない写真を狙ってみました。大きさの比較にトミーのミニチュアK-5を配してますがバッッジの直径は25mm、一円玉をふた周りほど大きくした感じです。

ミニチュアK-5・一眼レフで接写する II
ミニチュアK-5・一眼レフで接写する II
 K-x + smc PENTAX-FA 35mm f/2.0 + UNIPLUS 25
 これはトミーのミニチュア K-5 なんですがUNIPLUS 25を間にインストールすることで50mmレンズでもレンズ先端から2〜3cmまでディストーションないままに寄ることが出来ます。そのかわり解放絞りで得られる被写界深度は1〜2mmくらいになりもちろん手ぶれ補正も効かなくなります。PENTAXのロゴとK-5のロゴをレンズから同一の離れ(2cmくらい)にしています。先日、東とヨドバシで最近のコンデジディストーション性能を比較チェックしてみたけど優秀なのは Nikon COOLPIX S3100 が比較的良かった。GR D や パナのライカレンズはメロメロでがっかりしたから、接写もスタジオとしてはやはり一眼レフでいこうと言うことになった。接写したときに歪曲のない写真を撮ろうとすればやはり一眼レフに50mm以上のレンズがベストだね。

缶バッジ・一眼レフで接写する III
缶バッジ・一眼レフで接写する III
 K-x + smc PENTAX-FA 35mm f/2.0 + UNIPLUS 25
 今年2月のNGPアンデパンダン展にも出展した東のお気に入り、エノスイの海月をバッジにしてみました。苦労した点は入校の際にRGBをCMYKにする必要があるのですが東が一番拘る青系の色作りでした。

缶バッジ・一眼レフで接写する IV
缶バッジ・一眼レフで接写する IV
 K-x + smc PENTAX-FA 35mm f/2.0 + UNIPLUS 25
 これはKIRAMOYAというタイトルで彼女が撮り続けた心象風景をテーマに連作するうちの一作品。この写真を見て僕は彼女をアシスタントに採用することを決めたある意味記念すべき写真。鮮烈な透明感とまるで絞りリングにピントを合わせたような絵作りに僕は自分に全くないものを東のなかに発見した。バックにおいてあるのは後で出てくる携帯クリーナー。

缶バッジ・一眼レフで接写する V
缶バッジ・一眼レフで接写する V
 K-x + smc PENTAX-FA 35mm f/2.0 + UNIPLUS 25
 ドライフラワーになった薔薇を撮影したもの。なんとゆり茶さんこと大村由里子が個展をなさったサイトボックスギャラリーのトイレのオブジェです 笑 バックの携帯クリーナーもこの写真をプリントしたものです。

携帯クリーナー・一眼レフで接写する VI
携帯クリーナー・一眼レフで接写する VI
 K-x + smc PENTAX-M 85mm 1:2 + UNIPLUS 25
 こちらがその携帯クリーナー。さがおうじさんと工房ヒョウガさんのコラボ企画、DFG@原宿 携帯クリーナー展に出展したものです。サイズはミニチュアK-5との比較でなんとなくわかるでしょ?

携帯クリーナー・一眼レフで接写する VII
携帯クリーナー・一眼レフで接写する VII
 K-x + smc PENTAX-M 100mm 1:2.8 + UNIPLUS 25
 携帯クリーナーの全景。缶バッジも 携帯クリーナーもスタジオの雑収入を増やすべく東の企画で始めたものです。まだまだ数はそろっていませんが写真展に来てくださった方の記念にグッズなどとしての活用も考えています。とまぁこうして撮ってみると実は接写ほど一眼レフがアドバンテージがあるんですね。逆に夜景の遠景はコンデジの方が被写界深度も深くとれるし、レンズの中央部分しか使わないからディストーションも気にならないかも知れません。

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